患者様の声

■頚部の疾患について

・頚椎(けいつい),頚髄(けいずい),頚部(けいぶ)につ
いて
頭と胴体の間の部位を,日常用語では首(くび)といいますが,医学用語では頚または頸を使います.
首の骨のことを頚椎といいます.
首の骨の中には脊髄という神経があり,首の部分の脊髄を特に頚髄と言います.
また骨の周囲には筋肉,血管,神経などがあります.これらを総称して,頚部といいます.

1.頸椎症
頚椎の椎間板や椎骨が加齢に伴って変性/変形することで、脊柱管や椎間孔が狭くなる状態です。
その結果、脊髄が圧迫されて脊髄症状が出るものを頚椎症性脊髄症(けいついしょうせい せきずいしょう)、神経根の症状が出るものを頚椎症性神経根症(けいついしょうせい しんけいこんしょう)と言います。

椎間板は年齢とともに変性し、水分が失われて弾力がなくなったり亀裂が生じたりします。
頚椎は胸椎や腰椎に比べると運動の範囲や頻度が多いため、これらの変性が進行しやすい状態にあります。
さらに、変性が進むと、椎体の縁の骨がとげ状に大きくなり (骨棘:こつきょくと言います)、靭帯(じんたい)も厚く硬くなっていきます。
進行は比較的ゆるやかですが、転倒やけがなどが引き金となって脊髄麻痺になり、首から下の自由がきかなくなる場合もあります。

頚椎症性神経根症では、首の痛みや肩こり、手足のしびれ、脱力などが現れる場合があります。症状は多くの場合、片側に出ます。
頚椎症性脊髄症では、手先の細かい作業、例えばボタンかけや箸を持つ動作が思うようにできなくなる場合があります。また、歩行がぎこちなくなったり、足が前に出しにくい、速く歩けないなどの下肢の症状が出る場合もあります。これらの症状は多くの場合両側にでます。さらに、排泄の機能が障害されることもあります。

軽度のしびれのみの場合は経過観察することがほとんどです。ただし、転倒や事故には注意が必要です。整体など頚椎に力を加える治療も避けた方が良いでしょう。
脊髄症状がある場合は、手術の適応となります。また、進行の防止や脊髄麻痺の予防のために手術を勧められる場合もあります。神経根症状の場合、運動麻痺が強い場合や保存治療が無効な場合に手術が勧められます。
しかし、手術をしてしまうと組織に傷がついてしまうため永遠と痛みと戦うことになります。なのでなる前にしっかり予防策として体のケアをしておきましょう!

2.頸椎ヘルニア
頚椎には、頚髄(脊髄)とよばれる神経組織が通っており、脳から手や肩に向けて送られる信号は全てこの頚髄(脊髄)を通して届けられます。 各頚椎の間には椎間板と呼ばれる組織があり、上下の頚椎を支えるクッションの働きを持っています。 この椎間板が破れて各神経を圧迫するのが頚椎椎間板ヘルニアです。

大きく分けて二つのものがあります。一つは、一側の肩や手の特定の領域に激しい痛みや放散痛が生じるタイプで、「しびれ」を生ずる場合もあります。この場合には、最初の数日間は首の寝違いとよく似た鈍痛・違和感などの後頚部症状が認められ、これに引き続き手や肩への激しい放散痛が生じることが一般的です。この痛みは激烈なものですが、ほぼ2-3週間でピークを越え、あとには鈍い痛みやしびれが残り、これが数週間から数ヶ月で軽快するという経過をとることが多いです。
もう一つのタイプとしては、両手の「しびれ」がみられたり、両手を使って行う細かい動作(箸を使う動作・ボタンをかける動作・ページをめくる動作など:巧緻運動)が徐々に出来にくくなったり、両足が足先から段々としびれてきたり、歩行がなんとなく不自由になるなどの症状が数日から数週間の経過で急速に進行するものです。

いずれも進行してしまうと日常生活に支障をきたす首の疾患です。少しでもおかしいな、変だなと思ったら先ずはご相談ください。いつでもお待ちしております。

久我山みやび整骨院
03-6454-2180

お問い合せ

月~土 午前 9:00~13:00 午後 16:00~20:00
日曜休み ※祝日は診療致します。

お問い合せ