2021/11/15
運動中や日常生活で肘が痛むことはありませんか?
こんにちは!
久我山みやび鍼灸整骨院です。
皆さんは日常生活の中で物を持ち上げたり手を捻ったりする動作で肘が痛むことなんかはありませんか?
今回は肘の疾患の中でも多くの人がなりやすい「外側上顆炎」についてお話します!
○外側上顆炎(テニス肘)とは
手首を伸ばす働きをする筋肉に炎症が起き、肘関節の外側に痛みが出る疾患です。
テニスをやっている方に多く発症することから「テニス肘」と呼ばれますが実際にはテニス以外のスポーツであったり、手首や肘を繰り返し酷使してしまう調理師や長時間のパソコン作業、家事など日常生活の動作によっても発症するケースも少なくありません。
特に30歳代~50歳代に多く、発症すると痛みの影響から普段の生活に支障をきたしてしまうことがあります。
痛みの原因である指や手の関節を伸ばす筋肉は上腕骨の外側上顆と呼ばれる部分に付着しています。
物を持ち上げたり手を捻ったりする動作を繰り返すと慢性的に外側上顆に炎症が引き起こされ、ダメージが蓄積されると微小な断裂や損傷が起きることで外側上顆炎が発症します。
※交通事故などでもハンドルを強く握った際に肘の筋肉に急激な力が入ることで炎症を引き起こすことがあります。
○症状
症状は、ある一定の動作をしたときに肘の外側から前腕が痛むことが特徴です。
たとえば、ものを掴んで持ち上げる、タオルや雑巾を絞るなどといった動作に伴って痛みが生じることがあります。
その一方で、安静にしているとき(筋肉の動きを伴っていない)には痛みが生じないことが多いです。
○少しでも違和感がある場合は
肘の違和感や痛みを感じる場合外側上顆炎かどうかを判断する方法として一般的には3種類の検査方法が用いられています。
①Thomsen(トムセン)テスト
②Chair(チェア)テスト
③中指伸展テスト
これらの検査で肘から前腕にかけて痛みが誘発された場合は外側上顆炎と診断されることがほとんどです。
○治療法
外側上顆炎の治療法は手術もありますが保存的治療を行うことが原則的です。
・保存療法
ストレッチや原因となるスポーツの一時的な中止を含めた患部の安静、装具着用、薬物投与などがあります。
この中でも重要なのがストレッチです。
外側上顆炎が起こる要因は使いすぎによるものなので、少し作業を控えてもらうとともに手首周辺の筋肉のストレッチを行います。
また、作業を行うときなどは手首を固定したり外側上顆炎用のベルト(装具)を装着します。
急性期や痛みが強い場合は局所ブロック(ステロイド)で痛みを軽減させます。
スポーツ後や作業後の応急処置としてアイシングを行うことも効果的です。
とにかく局所を安静にすることが重要になるので手のひらを下にして持っていたものを上から持つようにするなど肘に負担がかからないように心がけることが大切です。
○セルフケア
痛みの緩和には前述したようにストレッチであったり、時には筋力トレーニングが有効な場合があります。
たとえば、肘を伸ばした状態で手首を曲げ、数十秒静止した後に脱力することや
腕や手首を回す運動など手軽なものを取り入れると良いでしょう。ただし、痛みが強いときは控えるように!
筋力トレーニングに関しては外側上顆炎は治療しても再発することが多いためその予防として急性期(約3週)後に上肢全体の筋力トレーニングを加えると良いと思います。
このような保存療法とセルフケアを心がけ、とにかく安静していれば通常は後遺症などが起こる可能性は低いです。
受賞直後の適切な応急処置と保存療法・セルフケアを行うことで肘のみならず身体全体の怪我の予防に繋げることが大切です。
当院では外側上顆炎に対する治療として
鎮痛・抗炎症・血行促進の効果が期待される鍼治療を推奨しております。
カウンセリングからセルフケアまでしっかりと対応させていただきますので少しでもお悩みがある方はお気軽にご相談ください。
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