患者様の声

■変形性膝関節症について

こんにちは!久我山みやび整骨院です!
ブログ第3回目となる今回は『変形性膝関節症』について
お話させていただきます。
そもそも変形性膝関節症とはどんなものか知っていますか?
簡単に言うと、この言葉の通り膝関節が変形してしまうものになります。
では、まず膝関節の構造がどんなものか説明させていただきます。

○膝関節
膝関節は人体で最も大きな関節です。膝関節は骨、軟骨、靭帯、筋肉、腱などから
構成されており、正常な膝関節はスムーズに動き、歩行や方向転換、その他多くの
動作を、痛みを感じる事なく行うことができます。
膝関節は、3つの骨から構成され、様々な筋肉・腱・靭帯が付いており、
それらによって安定性を保ったまま曲げ伸ばしをすることができます。
特に太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)は膝関節を曲げ伸ばしする際、
体重を支える重要な役割を担っています。
膝を曲げようとする際には、太ももの後ろにあるハムストリング(膝屈曲筋)と
呼ばれる筋肉が収縮し、逆に大腿四頭筋が緩んで、大腿骨が脛骨の上を
後方に滑りながら転がることで膝が曲がります。
膝関節の機能を正常に維持するには、関節に負担をかけすぎないようにしながらも
周りの筋肉を適度に鍛えておくことが大切です。

○変形性膝関節症
では本題の変形性膝関節症についてお話しさせていただきます。
変形性膝関節症とは体重や加齢の影響から膝の軟骨がすり減り、
膝に強い痛みを生じるようになる病気です。
主な原因としては、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると
考えられます。また女性に発症することが多いのも特徴の一つです。

それでは、前述の膝関節の構造をより細かく砕いて変形性膝関節症との
関わりについて説明していきます。
膝関節とは、太ももにあたる大腿骨とすねにあたる脛骨の継ぎ目にある関節で、
歩く時に重要な役割を果たします。
膝の前方には膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨があり、これら3つの骨から成り立っています。
これらの骨同士が互いに直接接触すると、大きな摩擦が生じ骨の摩擦につながってしまします。
関節内の骨には表面を覆う軟骨があり、骨同士の摩擦を防ぎ、スムーズな関節の動きを
実現しています。
さらに、大腿骨と脛骨の関節面の間には半月板と呼ばれるものがあり、
この半月板は主にクッションの役割を果たします。
この半月板は、弾力性に富み、コラーゲン繊維からできています。
膝を曲げ伸ばしすると半月板が動き、そのおかげでスムーズに膝を曲げることができます。

それぞれが重要な役割を担っており、それが崩れた時に
変形、痛みなどの症状が現れます。

○ 主な原因
日本人はO脚の人が多く、O脚は膝の内側に負担がかかりやすいです。

図のように、O脚になると、膝の内側の骨と骨が衝突します。
変形性膝関節症の方のほとんどがO脚です。
すると、骨の表面を覆う軟骨が段々擦り減り、痛みの症状として
現れます。
また、加齢や肥満、膝への外傷によりクッションの役割を果たす
半月板も徐々に質が変化して、少しのストレスで切れてしまうこともあります。
半月板が切れることで、クッションの役目を果たさなくなり、
軟骨の擦り減りを加速させる原因ともなります。
特に体重増加による膝の負担などは日頃の生活習慣や食生活を
見直すことで、予防はできると思うので、気をつけて生活しましょう。

○ 症状
次に、変形性膝関節症になることで、どのような症状が現れるのでしょうか。
症状としては、膝を動かした時の痛みがあります。
特に歩行時の最初の数歩や椅子から立ち上がる際に痛むことが多いです。

病気が進行すると、痛みは強くなる傾向があります。
痛みが生じることで自然と関節の可動域も狭くなり、結果、
日常生活に大きな影響を及ぼすようになります。

変形性膝関節症では炎症反応が生じ、膝に水が溜まる(関節水腫)こともあります。
通常、人は立ち上がると膝のお皿と呼ばれる、膝蓋骨の形が見えますが、
関節水腫になると、溜まった水のせいで膝のお皿が見えなくなります。
また、関節水腫は膝の曲げ伸ばしにも影響を及ぼします。

○ 当院での治療
2020年現在も変形性膝関節症で発症した
軟骨や半月板の損傷は完全に元に戻すことはできません。
そのため、整形外科など病院の方で変形性膝関節症と
診断されても、痛み止めの内服やヒアルロン酸注射など、
一時的な痛みを抑える事しかできません。
症状はいずれ進行し手術をするケースも少なくないです。
手術を行うことで、変形性膝関節症の症状は改善の方向に持っていきます。
ですが、手術をすると言うのは、メスを入れると言うことです。
内部の状態は良くなったとしても、一度切った筋繊維の
痛みや手術跡は生涯付き合って行かなければならない痛みとなります。
周りで手術をされた人で、特に冬の寒い時期などに
古傷が痛むなどと悩んでる方はいませんか?
割と身近にいると思います。
そのようなリスクを考えると手術をする事は
できるだけ避けたいものです。

当院では、そのような最悪なケースにできるだけ
ならない為に、変形性膝関節症の患者様、
変形性膝関節症の疑いがある方には骨盤矯正を勧めております。
先ほど、原因の所で説明したのですが、変形性膝関節症の方の
ほとんどがO脚です。
では、このO脚はどうして起こってしまうのか、
私生活の姿勢や、筋力の低下など様々な原因が考えられますが、
一番の原因は骨盤の歪みから来ていると考えられます。
骨盤の歪みでO脚になる事については二回前のブログの
2,後傾タイプの所をご参照下さい。
https://nh-tokyo.sakura.ne.jp/kugayama-miyabi_com/2020/09/16/骨盤の歪みについて/
矯正を行い、しっかりと歪み、O脚を改善する事で
変形性膝関節症に今後なりうるリスクがある方は予防として、
変形性膝関節症の方は痛み軽減、また、
手術など最悪のケースを避けるための現状維持に繋がります!
矯正以外にも手技で痛みの軽減や、生活指導もしっかりとさせていただき、
患者様それぞれにオーダーメイドの治療を行なっております!
もし、気になる症状など少しでもありましたら、お気軽にご相談ください!
スタッフ一同お待ちしております!
                        久我山みやび整骨院
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