患者様の声

■頚部の疾患について

新着情報

・頚椎(けいつい),頚髄(けいずい),頚部(けいぶ)につ
いて
頭と胴体の間の部位を,日常用語では首(くび)といいますが,医学用語では頚または頸を使います.
首の骨のことを頚椎といいます.
首の骨の中には脊髄という神経があり,首の部分の脊髄を特に頚髄と言います.
また骨の周囲には筋肉,血管,神経などがあります.これらを総称して,頚部といいます.

1.頸椎症
頚椎の椎間板や椎骨が加齢に伴って変性/変形することで、脊柱管や椎間孔が狭くなる状態です。
その結果、脊髄が圧迫されて脊髄症状が出るものを頚椎症性脊髄症(けいついしょうせい せきずいしょう)、神経根の症状が出るものを頚椎症性神経根症(けいついしょうせい しんけいこんしょう)と言います。

椎間板は年齢とともに変性し、水分が失われて弾力がなくなったり亀裂が生じたりします。
頚椎は胸椎や腰椎に比べると運動の範囲や頻度が多いため、これらの変性が進行しやすい状態にあります。
さらに、変性が進むと、椎体の縁の骨がとげ状に大きくなり (骨棘:こつきょくと言います)、靭帯(じんたい)も厚く硬くなっていきます。
進行は比較的ゆるやかですが、転倒やけがなどが引き金となって脊髄麻痺になり、首から下の自由がきかなくなる場合もあります。

頚椎症性神経根症では、首の痛みや肩こり、手足のしびれ、脱力などが現れる場合があります。症状は多くの場合、片側に出ます。
頚椎症性脊髄症では、手先の細かい作業、例えばボタンかけや箸を持つ動作が思うようにできなくなる場合があります。また、歩行がぎこちなくなったり、足が前に出しにくい、速く歩けないなどの下肢の症状が出る場合もあります。これらの症状は多くの場合両側にでます。さらに、排泄の機能が障害されることもあります。

軽度のしびれのみの場合は経過観察することがほとんどです。ただし、転倒や事故には注意が必要です。整体など頚椎に力を加える治療も避けた方が良いでしょう。
脊髄症状がある場合は、手術の適応となります。また、進行の防止や脊髄麻痺の予防のために手術を勧められる場合もあります。神経根症状の場合、運動麻痺が強い場合や保存治療が無効な場合に手術が勧められます。
しかし、手術をしてしまうと組織に傷がついてしまうため永遠と痛みと戦うことになります。なのでなる前にしっかり予防策として体のケアをしておきましょう!

2.頸椎ヘルニア
頚椎には、頚髄(脊髄)とよばれる神経組織が通っており、脳から手や肩に向けて送られる信号は全てこの頚髄(脊髄)を通して届けられます。 各頚椎の間には椎間板と呼ばれる組織があり、上下の頚椎を支えるクッションの働きを持っています。 この椎間板が破れて各神経を圧迫するのが頚椎椎間板ヘルニアです。

大きく分けて二つのものがあります。一つは、一側の肩や手の特定の領域に激しい痛みや放散痛が生じるタイプで、「しびれ」を生ずる場合もあります。この場合には、最初の数日間は首の寝違いとよく似た鈍痛・違和感などの後頚部症状が認められ、これに引き続き手や肩への激しい放散痛が生じることが一般的です。この痛みは激烈なものですが、ほぼ2-3週間でピークを越え、あとには鈍い痛みやしびれが残り、これが数週間から数ヶ月で軽快するという経過をとることが多いです。
もう一つのタイプとしては、両手の「しびれ」がみられたり、両手を使って行う細かい動作(箸を使う動作・ボタンをかける動作・ページをめくる動作など:巧緻運動)が徐々に出来にくくなったり、両足が足先から段々としびれてきたり、歩行がなんとなく不自由になるなどの症状が数日から数週間の経過で急速に進行するものです。

いずれも進行してしまうと日常生活に支障をきたす首の疾患です。少しでもおかしいな、変だなと思ったら先ずはご相談ください。いつでもお待ちしております。

久我山みやび整骨院
03-6454-2180

■肩こりと鍼治療について

新着情報

〇生活習慣による肩こり
長時間同じ姿勢でいたり、無理な体勢を続けていたりすると、筋肉に負担がかかります。疲れた筋肉は固くなり、やがて血管が圧迫され、肩こりになってしまうのです。運動不足や加齢などからくる血行不良も、肩こりの原因になります。また、血管の収縮も肩こりの原因となります。血管の収縮・拡張は、自律神経によってコントロールされていますが、ストレスなどでずっと血管が収縮した状態になると血行が悪くなり、肩こりになってしまうのです。冷え症の人は血流がよくないため、肩がこりやすいという人も多いです。
さらに、睡眠不足も肩こりを引き起こす要因の一つ。体に溜まった疲労をリセットする唯一の方法が、良質な睡眠を十分に取ることですが、しっかり睡眠が取れなければ、蓄積した疲労はいつまでも回復せず、肩の筋肉に溜まった疲労が肩こりを引き起こします。

〇鍼の効果①~血行促進~
鍼をすると、細胞に自分ではわからないほどの小さな傷がつきます。体内の免疫細胞はこの傷を修復するため、そして異物である鍼を除去するため、血流を促進させます。鍼による血行促進効果は施術中から実感でき、徐々に体がポカポカしてくるでしょう。血行がよくなると冷えが解消されるほか、血液に滞留していた疲労物質が排出され、肩こりが緩和されます。また血液には組織が必要な酸素や栄養素を運ぶ働きがあるため、筋肉に栄養が行き届き、筋肉疲労が解消されていきます。

〇鍼治療の効果②~自律神経を整える~
ストレスなどで自律神経が乱れると、血流が悪くなったり、肩がこったり、夜眠れなくなったり、様々な症状が現れるようになります。鍼には自律神経のバランスを整える効果があるため、自律神経の乱れから現れる様々な症状を改善してくれます。肩こりも解消されますし、肩こりを引き起こす血行不良や睡眠不足、眼精疲労なども解消されていきます

〇鍼灸の肩こり解消効果はWHOでも認められています!!
WHO(世界保健機構)は鍼灸の適応疾患を発表しています。この中には肩こりも含まれており、鍼灸の肩こり解消の効果が世界に認められていると言えます。また肩こり以外にも、肩こりを引き起こす原因にもなる眼精疲労、疲れ目、不眠、自律神経失調症なども鍼灸の適応疾患となっています。

〇最後にこの時期は寒さで普段より筋肉が硬くなり症状が出やすい時期にもなります。筋肉の緊張をほぐし血行を促進する効果がある鍼が効果的です。奥の方の筋肉にも直接アプローチするため、施術を重ねるごとに体がすっきり軽くなります。肩こりにお悩みの方は1度当院へお問い合わせ下さい!

久我山みやび整骨院
☎03-6454-2180

■肩こりと鍼治療

肩・腰・膝の悩み

〇生活習慣による肩こり
長時間同じ姿勢でいたり、無理な体勢を続けていたりすると、筋肉に負担がかかります。疲れた筋肉は固くなり、やがて血管が圧迫され、肩こりになってしまうのです。運動不足や加齢などからくる血行不良も、肩こりの原因になります。また、血管の収縮も肩こりの原因となります。血管の収縮・拡張は、自律神経によってコントロールされていますが、ストレスなどでずっと血管が収縮した状態になると血行が悪くなり、肩こりになってしまうのです。冷え症の人は血流がよくないため、肩がこりやすいという人も多いです。
さらに、睡眠不足も肩こりを引き起こす要因の一つ。体に溜まった疲労をリセットする唯一の方法が、良質な睡眠を十分に取ることですが、しっかり睡眠が取れなければ、蓄積した疲労はいつまでも回復せず、肩の筋肉に溜まった疲労が肩こりを引き起こします。

〇鍼の効果①~血行促進~
鍼をすると、細胞に自分ではわからないほどの小さな傷がつきます。体内の免疫細胞はこの傷を修復するため、そして異物である鍼を除去するため、血流を促進させます。鍼による血行促進効果は施術中から実感でき、徐々に体がポカポカしてくるでしょう。血行がよくなると冷えが解消されるほか、血液に滞留していた疲労物質が排出され、肩こりが緩和されます。また血液には組織が必要な酸素や栄養素を運ぶ働きがあるため、筋肉に栄養が行き届き、筋肉疲労が解消されていきます。

〇鍼治療の効果②~自律神経を整える~
ストレスなどで自律神経が乱れると、血流が悪くなったり、肩がこったり、夜眠れなくなったり、様々な症状が現れるようになります。鍼には自律神経のバランスを整える効果があるため、自律神経の乱れから現れる様々な症状を改善してくれます。肩こりも解消されますし、肩こりを引き起こす血行不良や睡眠不足、眼精疲労なども解消されていきます

〇鍼灸の肩こり解消効果はWHOでも認められています!!
WHO(世界保健機構)は鍼灸の適応疾患を発表しています。この中には肩こりも含まれており、鍼灸の肩こり解消の効果が世界に認められていると言えます。また肩こり以外にも、肩こりを引き起こす原因にもなる眼精疲労、疲れ目、不眠、自律神経失調症なども鍼灸の適応疾患となっています。

〇最後にこの時期は寒さで普段より筋肉が硬くなり症状が出やすい時期にもなります。筋肉の緊張をほぐし血行を促進する効果がある鍼が効果的です。奥の方の筋肉にも直接アプローチするため、施術を重ねるごとに体がすっきり軽くなります。肩こりにお悩みの方は1度当院へお問い合わせ下さい!

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■冷え性について

新着情報

こんにちは!久我山みやび整骨院です!
11月もあっという間に終わり、本格的に寒くなってきましたね。
今回のブログは患者様方でも多い「冷え性」についてです!
「冷え性」の方はぜひ参考にしてみてください!

● そもそも冷え性とは?
「暖かい部屋にいても手足が冷たい」「布団の中でも手足が冷たくて眠れない」
などのように人が寒さを感じない温度なのに手足が冷たくて辛く感じる症状を冷え性と
いいます。

● 冷え性になると起こりやすい症状
・肩こりや首こり ・腰痛 ・膀胱炎 ・生理不順
・風邪をひきやすい ・肌荒れ ・手足のむくみ ・頭痛
・イライラ ・不眠 などが様々な症状が出てきます。

● 冷え性の原因
冷え性の原因には様々な原因があります。

1 筋肉量が少ない場合
筋肉は熱を作り出す重要な臓器です。
女性や運動不足の人、筋肉が少ない人は筋肉運動で
熱を作り出しにくくします。

2 皮膚にある寒さを感じる寒さを感じる神経の働きが低下している場合
例えば、一定の温度に保った環境に慣れすぎて温度変化に弱くなっている人や、
日頃からきつい下着や靴で体を締め付けて血流が悪くなっている人は、
皮膚にある寒さを感じる神経の働きが低下することがあります。

3 血流が悪い場合
例えば低血圧(血液を全身に流れさせる力が弱い)や貧血(血液の量が少ない)
などで血流が悪い場合、温かい血液が体の隅々まで届かなくなってしまいます。

4 自律神経(体温調節の指令を出している)の働きが低下している場合
ストレスや不規則な生活等で自律神経の働きが低下することで、
体温調節の指令が体の各器官にうまく送られなくなってしまいます。

5 病気が原因の場合
「冷え性」な原因となる病気には甲状腺低下症、貧血、膠原病、閉塞性動脈硬化症
などがあります。

冷え性を防ぐ生活習慣

● 冷え性改善の生活習慣

1 栄養バランスの良い食事
体には37度より低い温度の飲食物を摂取すると体熱放散
を少なくし体温を上げ、
37度より高い温度の飲食物を摂取すると、皮膚表面の
血管を拡張させ体熱放散を増やし、体温をもとに戻す仕組みが
備わっています。
こうした体温の恒常性を保つメカニズムを良好に維持するために
栄養バランスの良い食事が必要です。

体を冷やす食品を控え、体を温める食品を積極的にとると
冷え性を改善できるという考え方がありますが、
実際には冷えをすぐに解消できる食品はありません。

例えば体を温める食材として知られる唐辛子は、
その主成分であるカプサイシンが体温をあげる作用を持ちます、
しかし、唐辛子を含む料理を食べて、一時的に体温が上昇しても、
発汗により体温が下がってしまう場合が多いです。

また、体を温めている生姜は、成分にジンゲロールを多く含み
温感を高め血流を増加させますが、その働きは一時的なもので
大量に摂取しても冷え性は改善しません。

特定の食品にこだわらず食事全体の栄養バランスを整えることが、
冷え性を改善するためには効果的になります。例えば野菜や果物は葉・茎・皮
など丸ごと食べると、その食材が持つ栄養素を無駄なくとることができます。

ただし、冷たい食品や飲料を大量にとると、内臓が冷やされ
一時的に胃腸障害が起きることがあるので気をつけましょう。

2 タンパク質を十分にとる
食事で摂取したエネルギーのおよそ8割になります、
食事の量が少ない場合や、胃腸が虚弱で栄養吸収が悪い場合は、
熱産生が不足して体温が低下しやすいです。
そのため、冷え性の治療では、胃腸を整えることが大切となります。

栄養素によりカロリーは異なり、食品の1g当たりのカロリーは、脂肪が9kcal、タンパク質が4kcal、炭水化物が4kcalとなっています。このうち熱として消費される量を示す「食事誘発性産熱量」がもっとも多いのはタンパク質です。

タンパク質は、脱アミノ反応やアミノ基から尿素を生成する反応の過程で運動とは関係なく熱を産生します。これに対し、それに対し炭水化物は肝臓や筋肉にグリコーゲンとして蓄えられ、筋肉を動かすとグリコーゲンが産熱します。

このため、炭水化物の摂取の多い人は体動かすと熱が発生し、運動量の少ない人ではタンパク質の摂取量を増やすと熱が発生しやすくなります。

女性は一般的に男性に比べ身体活動量が少ないので、タンパク質を十分にとることが冷え性に対策するために必要となります。

3 温度差を調整しやすい衣類の選び方
スカートやストッキングなどの女性の衣類の多くは保湿性が低く、薄着も多いので
冷えやすいです。

指先やつま先などの体の末端が冷える人は、
靴下を重ねて保湿したりカイロで温めても全身の交感神経の緊張が
緩まず血管が広がらないため冷え性は改善しにくいです。

下着は腕・胸・背中・お腹を覆う面積の広いものを着用して
体幹部の深部を温めると、熱放散が増え交感神経が緩み、
体の末端が冷え温かくなります。

ただし厚着をしすぎると汗をかきやすくなり、体を圧迫して血流が悪くなる場合も
あるので注意が必要です。

皮膚に直接触れる衣類は、吸湿性が良く、乾燥しやすい素材の物を使うと、
体が温まりやすいです。吸湿性は良いが乾燥しにくく汗が冷えやすい綿などの
素材は冷え性にはあまり向きません。

4 生活に運動を取り入れて筋肉を鍛える
冷えの原因の中に「筋肉量が少なく、体の熱を多く作ることができない」
「血流が悪いため熱をうまく運べない」こと。

体の熱の約6割は筋肉によって作られるため、背中・お腹・お尻・
太腿などの大きな筋肉を鍛えると、冷え性を改善していけます。
また、血液を心臓に戻すポンプのような働きをしているふくらはぎの
筋肉を鍛えると、効果的に血流を改善していく事が出来ます。

運動を続けると、体の代謝が向上し、自律神経バランスが整えられ、
筋肉のこりを解消する効果も得られます。

「冷え性だから」と諦めず、生活に運動を取り入れられて筋肉を鍛え、
冷えない体作りに取り組みましょう。

5 長時間の入浴は逆効果
入浴は体を温めるのに効果的です。半身浴だけだと、冬には上半身が
温まりにくく、肩や首のこりも改善しにくいため、全身浴がオススメです。

一般的に冷え性には湯温40〜42度の全身浴が良いとされています。
全身浴はただ体を温めるだけではなく、筋肉のこりをほぐし、体の細胞が
熱にさらされると増える熱ショックタンパク質による体の修復作用にも期待できます。

6 アルコールを飲み過ぎない
アルコールには体を温めると思われがちですが、冷たいビールも
燗をした日本酒でも、アルコールの代謝産物である成分が血管を拡張させる為、
皮膚から熱が大量に放散されます。お酒を飲みすぎると体温が低下しやすくなるので、
飲み過ぎには注意しましょう。

● まとめ
今回のブログでは「冷え性」についてお話させていただきました。
いかがでしたか?きっと皆様にも当てはまる箇所はあったと思います。

特にこれからの時期は余計に体が冷えやすく、体調を崩しやすいので
ぜひ「冷え性」の方もそうでない方も、ぜひ参考にしてみてください!

そして、当院では冷え性改善のための手技や鍼治療
患者様の状態に合わせた治療方法で皆様の悩みを少しでも
改善できるように、全力で施術させていただきます!
分からないことや気になること、少しでもあれば、
お気軽にご連絡ください!スタッフ一同お待ちしております!

*コロナウイルスの感染防止策として
 換気の徹底、スタッフ検温の徹底、施術後毎回ベッドのアルコール消毒の
徹底、などしっかりと感染症対策も行っておりますので、
安心してご来院ください。

久我山みやび整骨院
T E L 03−6454−2180

■産後の骨盤について

肩・腰・膝の悩み

1.産後 骨盤矯正の効果
妊娠をすると、赤ちゃんを骨盤内で育て分娩時に骨盤を通りやすくするため、「リラキシン」というホルモンが分泌されます。
そのホルモンの作用により、骨盤周りの靭帯や筋肉が緩み、骨盤が少しずつ開いていきます。開いた骨盤は、通常であれば産後徐々に閉じてきますが、産後は無理な体勢での抱っこや授乳等、通常よりも身体に負担をかける体勢も多く、骨盤がズレたり歪んだりした状態になってしまったり、産前の状態まで骨盤が戻らないということもあります。
その状態を放っておくと、腰痛や恥骨痛がおこったり、体型がいつまでも戻らなかったりすることもあるなど、さまざまな問題が生じやすくなります。
産後の骨盤矯正は、これらの症状を緩和する効果があるといわれています。
2.産後のトラブル(腰痛・恥骨痛等)の改善
産後、骨盤が歪んだり開いたりした状態で生活していると、体の筋肉を正しく使えず姿勢や歩き方が悪くなります。その状態が続くと、腰痛や恥骨痛や関節痛など身体のさまざまな箇所に支障が出てきます。
産後の代表的なトラブル症状を挙げてみます。
・腰痛
・恥骨痛
・関節痛
・尿漏れ
・冷え性
・便秘
これらのトラブルは、骨盤の歪みによる腰や恥骨などへの過度な負担、子宮や膀胱など骨盤内の臓器位置の変化、血行の悪化などが原因で引き起こされることがあります。このため、産後の骨盤矯正により、骨盤が正しい位置に戻ることで、上に挙げた産後のトラブルの改善効果が期待できるとされています。
3.産後骨盤の矯正時期
珊瑚の骨盤というのは赤ちゃんを産んでから大体1〜2ヶ月で安定すると言われています。なので安定する1〜2ヶ月くらいから産後骨盤の矯正をするのが理想と言われています。
産後1ヶ月までは安定しないので矯正をしてしまうと痛みを助長させてしまう可能性があるので簡単な骨盤安定パンツなどで
どのくらいの時期まで行うかと言うと産後8ヶ月を超えるくらいまでやるのが理想です。
産後8ヶ月まではまだ骨盤周りがしっかりと固定されていないので矯正を行い開きを修正してあげることで骨盤の安定化の効果が期待できます。
ですので産後骨盤は1〜8ヶ月の間にしっかりと治療をしてあげることが重要になってきます!
当院では産後矯正にも力を入れており患者さんの症状に合わせ様々な治療方法を提案し一人ひとりオーダーメイドの治療を行っています!
当てはまる症状がありましたらぜひ当院へお問い合わせください!
久我山みやび整骨院
03-6454-2180

■鍼治療について

新着情報

こんにちは!久我山みやび整骨院です。今回は鍼治療に関しての記事を投稿します。

○鍼治療とは?

一般的によく治療に使われる鍼は髪の毛程度の細さなので、刺した時の痛みはほとんどありませんがごくまれにチクッとすることもあります。鍼灸といえば「頭痛、肩こりに効く」「東洋医学」というイメージにとどまる方が多いのではないでしょうか?
また、中国、日本だけではなくアメリカ、ヨーロッパでは日本以上に医療現場での活用が進んでおり、もはや医学の東西という枠組をこえて、人々のとって重要な医療手法としてグローバルに普及している状況と言えます。

○長い歴史をもつ鍼治療

鍼灸の歴史は大変深く、紀元前の中国ではすでに鍼治療が広く流行したという文献も残っており、約2000年以上の長い歴史がある伝統医学です。
日本では奈良時代に伝えられたとされ、江戸時代には庶民にも広まったとされています。
日本の鍼は、中国の鍼と異なり非常に細い鍼を用いています。太い鍼の方が効果があるとされていますが、その代わり痛みが強いのが特徴です。痛みに敏感な日本ではあまり普及せず、杉山和一という人物が考案した管鍼法という、細い鍼と管を組み合わせた鍼治療が一般化して現在に至っています。

○東洋医学と鍼灸治療の仕組み

西洋医学では病気の原因に着目し、その原因を除去することで病気を治療するというアプローチ方法をとりますが、東洋医学では病気を体全体のバランスが崩れていることから症状が生まれ、そのバランスを自然治癒力により戻すことができれば病気が治る、という考え方をしています。 基本的な考え方として「気・血・水」のバランスが保たれている状態が健康状態であり、気・血・水のバランスの崩れ方によって治療法が定められており、鍼灸では2000以上のツボを症状に応じて使い分けるのです。

「気」
体内を流れるエネルギーのことで、元気や気力の『気』という意味をもちます。

「血」
文字通り血液のこと。血液が循環して全身に栄養を運び、潤いを与えます。

水」
血液以外の体内にあるリンパ液やその他の水分のこと。消化や排泄に影響するほか、臓器をスムーズに働かせる潤滑油のような作用もあります。

このうち、「気・血」が体内を巡るための通り道のことを「経路」と呼びますが、これこそが鍼治療の重要なポイントである「経穴(ツボ)」の集合体にあたります。経絡が滞らないように、また滞った経絡を改善するために、経絡の各所にあるポイント「経穴(ツボ)」に鍼や灸を施すことで、「気・血」の流れをスムーズにすることが鍼灸治療なのです。
このような西洋医学との違いはありますが、病気の根本的な原因を除去する、という目的はどちらも共通しており、同じ医学の異なる領域として、医療の分野では使い分けていくことがベストであると考えられます。

○鍼灸の作用の仕組み

■生体機能調整作用
組織や期間の機能を回復させる作用が、症状により異なる働き方で起こることがわかっています。
疼痛やけいれんなど→鎮静作用により、機能が異常に高まっている状態を抑える働きをする
痺れ、運動麻痺といった神経や臓器の機能低下→興奮作用により働きを活発にする

■血行促進作用
症状が起きている患部と健康な部分を使い分けることで、下記のような作用が働くと考えられています。
肩こり、筋肉痛、動脈硬化など→血管を拡張させ、血行を促す働きが起きる
関節炎などの炎症→患部に集まっている血液を健康な部分に移動させることで、炎症を鎮める作用が起こる

■免疫力の活性化作用
白血球を増やすことで、生体防御機能が高まり、身体全体の免疫機能を活性化させる働きをすると考えられています。 また、血行促進作用、生体機能調整作用によりガンや感染症にかかりにくい体質づくりにも役立つと考えられています。

最後に当院では鍼治療にも力を力を入れております!!
鍼には未病を防ぐ力もある為症状をが出にくい体つくりにも期待できます!
是非一度当院にお問合せ下さい。

☎TEL03-6454-2180

■変形性膝関節症について

肩・腰・膝の悩み

こんにちは!久我山みやび整骨院です!
ブログ第3回目となる今回は『変形性膝関節症』について
お話させていただきます。
そもそも変形性膝関節症とはどんなものか知っていますか?
簡単に言うと、この言葉の通り膝関節が変形してしまうものになります。
では、まず膝関節の構造がどんなものか説明させていただきます。

○膝関節
膝関節は人体で最も大きな関節です。膝関節は骨、軟骨、靭帯、筋肉、腱などから
構成されており、正常な膝関節はスムーズに動き、歩行や方向転換、その他多くの
動作を、痛みを感じる事なく行うことができます。
膝関節は、3つの骨から構成され、様々な筋肉・腱・靭帯が付いており、
それらによって安定性を保ったまま曲げ伸ばしをすることができます。
特に太ももの前面の筋肉(大腿四頭筋)は膝関節を曲げ伸ばしする際、
体重を支える重要な役割を担っています。
膝を曲げようとする際には、太ももの後ろにあるハムストリング(膝屈曲筋)と
呼ばれる筋肉が収縮し、逆に大腿四頭筋が緩んで、大腿骨が脛骨の上を
後方に滑りながら転がることで膝が曲がります。
膝関節の機能を正常に維持するには、関節に負担をかけすぎないようにしながらも
周りの筋肉を適度に鍛えておくことが大切です。

○変形性膝関節症
では本題の変形性膝関節症についてお話しさせていただきます。
変形性膝関節症とは体重や加齢の影響から膝の軟骨がすり減り、
膝に強い痛みを生じるようになる病気です。
主な原因としては、加齢、肥満、外傷なども変形性膝関節症の発症に関与していると
考えられます。また女性に発症することが多いのも特徴の一つです。

それでは、前述の膝関節の構造をより細かく砕いて変形性膝関節症との
関わりについて説明していきます。
膝関節とは、太ももにあたる大腿骨とすねにあたる脛骨の継ぎ目にある関節で、
歩く時に重要な役割を果たします。
膝の前方には膝のお皿と呼ばれる膝蓋骨があり、これら3つの骨から成り立っています。
これらの骨同士が互いに直接接触すると、大きな摩擦が生じ骨の摩擦につながってしまします。
関節内の骨には表面を覆う軟骨があり、骨同士の摩擦を防ぎ、スムーズな関節の動きを
実現しています。
さらに、大腿骨と脛骨の関節面の間には半月板と呼ばれるものがあり、
この半月板は主にクッションの役割を果たします。
この半月板は、弾力性に富み、コラーゲン繊維からできています。
膝を曲げ伸ばしすると半月板が動き、そのおかげでスムーズに膝を曲げることができます。

それぞれが重要な役割を担っており、それが崩れた時に
変形、痛みなどの症状が現れます。

○ 主な原因
日本人はO脚の人が多く、O脚は膝の内側に負担がかかりやすいです。

図のように、O脚になると、膝の内側の骨と骨が衝突します。
変形性膝関節症の方のほとんどがO脚です。
すると、骨の表面を覆う軟骨が段々擦り減り、痛みの症状として
現れます。
また、加齢や肥満、膝への外傷によりクッションの役割を果たす
半月板も徐々に質が変化して、少しのストレスで切れてしまうこともあります。
半月板が切れることで、クッションの役目を果たさなくなり、
軟骨の擦り減りを加速させる原因ともなります。
特に体重増加による膝の負担などは日頃の生活習慣や食生活を
見直すことで、予防はできると思うので、気をつけて生活しましょう。

○ 症状
次に、変形性膝関節症になることで、どのような症状が現れるのでしょうか。
症状としては、膝を動かした時の痛みがあります。
特に歩行時の最初の数歩や椅子から立ち上がる際に痛むことが多いです。

病気が進行すると、痛みは強くなる傾向があります。
痛みが生じることで自然と関節の可動域も狭くなり、結果、
日常生活に大きな影響を及ぼすようになります。

変形性膝関節症では炎症反応が生じ、膝に水が溜まる(関節水腫)こともあります。
通常、人は立ち上がると膝のお皿と呼ばれる、膝蓋骨の形が見えますが、
関節水腫になると、溜まった水のせいで膝のお皿が見えなくなります。
また、関節水腫は膝の曲げ伸ばしにも影響を及ぼします。

○ 当院での治療
2020年現在も変形性膝関節症で発症した
軟骨や半月板の損傷は完全に元に戻すことはできません。
そのため、整形外科など病院の方で変形性膝関節症と
診断されても、痛み止めの内服やヒアルロン酸注射など、
一時的な痛みを抑える事しかできません。
症状はいずれ進行し手術をするケースも少なくないです。
手術を行うことで、変形性膝関節症の症状は改善の方向に持っていきます。
ですが、手術をすると言うのは、メスを入れると言うことです。
内部の状態は良くなったとしても、一度切った筋繊維の
痛みや手術跡は生涯付き合って行かなければならない痛みとなります。
周りで手術をされた人で、特に冬の寒い時期などに
古傷が痛むなどと悩んでる方はいませんか?
割と身近にいると思います。
そのようなリスクを考えると手術をする事は
できるだけ避けたいものです。

当院では、そのような最悪なケースにできるだけ
ならない為に、変形性膝関節症の患者様、
変形性膝関節症の疑いがある方には骨盤矯正を勧めております。
先ほど、原因の所で説明したのですが、変形性膝関節症の方の
ほとんどがO脚です。
では、このO脚はどうして起こってしまうのか、
私生活の姿勢や、筋力の低下など様々な原因が考えられますが、
一番の原因は骨盤の歪みから来ていると考えられます。
骨盤の歪みでO脚になる事については二回前のブログの
2,後傾タイプの所をご参照下さい。
https://nh-tokyo.sakura.ne.jp/kugayama-miyabi_com/2020/09/16/骨盤の歪みについて/
矯正を行い、しっかりと歪み、O脚を改善する事で
変形性膝関節症に今後なりうるリスクがある方は予防として、
変形性膝関節症の方は痛み軽減、また、
手術など最悪のケースを避けるための現状維持に繋がります!
矯正以外にも手技で痛みの軽減や、生活指導もしっかりとさせていただき、
患者様それぞれにオーダーメイドの治療を行なっております!
もし、気になる症状など少しでもありましたら、お気軽にご相談ください!
スタッフ一同お待ちしております!
                        久我山みやび整骨院
                        T E L03−6454−2180

■ストレートネックについて

新着情報

こんにちは、久我山みやび整骨院です。ブログ第二回となる今回は【ストレートネック】について、お話させていただきます。
このワードも最近よく聞きますが、そもそもストレートネックってどんなものなのかしっていますか?まずは頸の構造の話をしましょう。頸の骨(頸椎)は背骨の中の7個の骨で構成されていて、本来30度くらいのカーブ(湾曲)の状態にあります。それが様々な理由で湾曲がなくなり、まっすぐになってしまっている状態の事を指します。
人間の頭は重く、成人体重の約10%、約4~6キロとい言われています。
これは500㎖のペットボトル約10本分と同じ重さになるので、頭部は意外と重いということが分かりますね。
その重さを支えるために頸椎は緩やかに弯曲しています。
しかし、その弯曲が失われることで頭の重さがダイレクトに首にのしかかるので、
その結果、肩こりや首こり、頭痛など様々な症状が引き起こされてしまいます。

○どういったことが原因なのか
ストレートネックになってしまう原因は主に【姿勢の悪さ】【骨盤のゆがみ】にあります。そもそも頸椎は背骨の一部で胸椎、腰椎、仙骨と一本のラインで繋がって動いています。そして仙骨は骨盤と密接に連結しているので、骨盤が傾いたりねじれたりしてしまうことによる影響を間接的に受けてしまうのです。

○あなたもストレートネックかもしれません!
ストレートネックかどうかはレントゲン検査を受ければすぐに分かりますが、
ご自身でもストレートネックの疑いがあるか確認出来ます!
・チェック方法

正常な状態は…
壁を背にして「気をつけ」の姿勢をしてみましょう。
この時後頭部、肩甲骨、お尻、かかとの4ヵ所が特に意識しなくても
自然と壁につけば、頸椎は正常な状態です。

ストレートネックの可能性が高い状態は…
後頭部が壁につかなかったり、意識的に首を後ろに倒さないとつかない場合は、
ストレートネックの可能性が非常に高いといえます。

※ストレートネックになりやすいNG習慣※
□椅子に浅く座ることが多い
□枕を高くしている
□うつ伏せの状態で本を読んだりテレビを見る事が多い
□スマートフォンやタブレットを見る事が多い
□下を向く(前かがみ)作業が多い
□勤務はデスクワークがほとんど
□作業机の高さがあっていない(高すぎる低すぎる)

○ストレートネックが招く様々な不調
なぜストレートネックになると良くないのでしょうか?
ストレートネックになると、体の約10%もある頭の重みが頸椎にまともにかかり、
首周りにある筋肉や神経にも大きな負担を与えます。
首周りへの負担は、筋肉の疲労となり、首や肩のこりとして感じられます。
しかし、放っておけば、咳をしただけでも首に痛みが走るような状態になる事もあるので、
注意が必要です。
また、頭の重みで頸椎の関節と関節の隙間縮まってしまうと、そこに存在する多くの神経が圧迫され、
不快な症状が出てきます。
例えば、頸椎の上のほうが圧迫されると、耳鳴やめまい、頭痛(緊張性頭痛)、
自律神経失調症などに繋がります。
また、頸椎の下のほうが圧迫されると、首や肩のこり、手、腕の痺れが現れやすくなります。
さらに、頸椎と頸椎の間にある椎間板が圧迫されて突き出し、
いわゆる「首のヘルニア(頸椎椎間板ヘルニア)」になるケースもよく見られます。

○ストレートネックは女性や子供のほうがなりやすい?
なお、ストレートネックは男性よりも、女性や子供に多く見られます。
おそらくそれは、関節が男性に比べて柔らかいため、骨格に悪いクセがつきやすいからだと言われています。
一方男性は、ストレートネックになりにくいものの、異常を感じた時には、
かなり状態が悪化している場合が多くあります。

○3つの悪いクセを治しましょう!!
より、改善効果を得る為に、頭と首を前に出す
(前傾姿勢)という悪いクセを改めましょう。

①スマホ使用時の姿勢
スマホや携帯電話を使う時最も注意が必要です。
ストレートネックは「スマホ首」と言われるほど、
現代社会に生きる人々にとって大きな問題となっております。
うつむいて画面を見ることで、頭と首を突き出してしまう姿勢となり、
ストレートネックを助長する一因となるのです。
【対策】
スマホや携帯電話の本体を顔と同じくらいの高さに上げれば、
ストレートネックを予防できます。

②高すぎる枕
皆さんは高すぎる枕で寝ていませんか?
高い枕で寝ることで首や肩の筋肉が緊張し、コリや張りを招きます。
【対策】
できるだけ枕の使用をやめて、仰向けで寝てみましょう。
これまでに高い枕を使っていた人なら、
これだけで肩コリ首コリが治る可能性があります。
ストレートネックの人は、枕がないと違和感や、強い不安感を持つ方も少なくないと思います。
ですが、枕なしに慣れてしまえばその方が楽になる方も少なくありません。

③カバンの持ち方
ショルダーバックや手さげカバンを、いつも同じ側で持ってませんか?
左右どちらか一方への偏った負担が、首や肩のコリを招いてしまいます。
【対策】
一番はリュックサックにすることです。
リュックサックにすることで一方だけへの負担を減らすことができます。

ストレートネックを改善しよう!
①あご押し体操

Step1 背筋を伸ばして正面を向き、あごを引く。


Step2 あごに手を置き、頭ごと動かすようにあごを
    後ろに押す。

②首動かしストレッチ

 このような体操、ストレッチを入れながらストレートネックを改善しましょう!!

まとめ
今回はストレートネックについてお話させて頂きました。
皆さん当てはまる点はありましたか?
もう一度普段の生活を見直してみましょう!
また、久我山みやび整骨院では、当院独自の矯正で、
患者様の症状に合ったオーダーメイドの治療を行い
ストレートネックの患者様も多数ご来院されております!
少しでも気になる症状ありましたら、お気軽にお問い合わせください!
スタッフ一同いつでもお待ちしております!!

                               久我山みやび整骨院
                               TEL☏ 03-6454-2180
    

■骨盤の歪みについて

新着情報

こんにちは、久我山みやび整骨院です。
本日から毎月ブログで身体などに関する色々なお話をさせて頂き、皆様の毎日の健康のお手伝いをさせて頂きたいと思います。

さて今回は「骨盤のゆがみ」についてお話させていただきます。近頃メディアや様々なところで聞かれる「骨盤のゆがみ」ですが、そもそもどういったものか知っていますか?
一般的に良くイメージされるのは 
・骨がずれる
・骨自体が曲がる、変形する 
といったものが多いですが、実際はそうではありません。骨盤のゆがみとは日常生活の習慣や癖などによって筋肉や関節に左右非対称の負荷がかかることでおこる、「骨盤の正常ではない傾きや開きの事」を指します。ゆがみのタイプは5パターンあり、複数が同時に起こることが多いです。

1.前傾タイプ(図1)
前傾タイプ、すなわち反り腰を指します。原因としては筋肉のバランスの崩れや体重の増加、ヒールの高い靴の使用などが挙げられます。
特徴としては下っ腹が出る、胸とお尻が突き出る、仰向けで寝た時にベッドと腰の隙間に「手のひら一枚以上の隙間がある」などが挙げられます。
反り腰により起こる症状としては、腰の反りがきつくなるにつれ神経など圧迫しやすくなり、慢性的な腰痛、足のシビレ、などが出る場合があります。またこの状態が続くとお腹が出る、下半身が太くなるなどの見た目上の変化も出やすくなります。

2. 後傾タイプ(図2)
前傾とは逆に骨盤が後ろへ傾いてしまっている状態です。後傾タイプの主な原因は筋力の低下、不足などがあります。特徴としては、重心が後ろに傾きやすいくなり猫背、腰、膝が曲がる、ガニ股などが挙げられます。
骨盤後傾により起こる症状としては、慢性的な首肩のこり、頭痛、慢性的な腰痛、膝の痛み、О脚などが出る場合があります。またお尻やバストが下がる、下腹が出るなどの見た目の変化も起こりやすくなります。

3.開きタイプ
骨盤が開く原因にはいくつかありますが、主に加齢と出産が関係しています。
「加齢による場合」骨盤の周りにはいくつかの筋肉があります。これらは骨盤を安定させることによって骨盤腔内の臓器を支える役割を持っています。ですが加齢による筋力低下によって骨盤を支えることができ無くなってしまうと、徐々に骨盤が開いてしまい内臓下垂などが起こりやすくなってしまいます。

「出産による場合」妊娠中赤ちゃんが通る道「産道」を作るために、ホルモンの作用によって徐々に骨盤が開いていきます。その作用は出産後8カ月まで続きやがて効果が収まると徐々にしまっていきます。ですがホルモンバランスの影響で元の状態に戻りにくくなってしまい、産前よりも開いてしまうことがあります。

骨盤が開いたままになってしまうと、症状としては慢性腰痛、膝の痛み、股関節の痛みなどが主にあります。また、お尻が大きくなる、下半身が太る、О脚、腰回りに脂肪がつきやすくなるなどの見た目の変化も出やすくなります。

4.傾きタイプ(図3)
骨盤を正面から見た時に左右の骨盤の高さが違う状態を指します。傾きタイプの主な原因としては、足を組む、あぐらをかく、カバンやバックなどの重たいものを片方だけで持つ、重心を片足にかけるなどが挙げられます。特徴としては歩くときに左右に身体がぶれやすい、肩の高さが違う、足の長さが左右で違う、くびれのラインが左右で違うなどが挙げられます。左右の傾きにより起こる症状としては、片方に偏った腰痛や首肩、背中の痛み、膝の痛みが主に挙げられます。また片方のお尻だけ出っ張る、片足だけ少し太いなどの変化が起こりやすいです。

5.ねじれタイプ(図5)
左右の骨盤が互い違いに食い違ってしまっている状態を指します。ねじれタイプは単体よりも他のタイプに付随して起こることが多いです。主な原因としては左右の筋力差がある、片側に重心をかける、片側で荷物を持つ、同じ方向に足を組む、同じ動作を反復するスポーツ(例/ゴルフ、野球)などが多いです。
症状としては場所が交差しやすい(例/右腰と左肩など)、首肩のこり、腰痛、膝痛があります。またまっすぐ立てない、背中の高さが違うなどの症状も起こりやすいです。

以上のことを大まかにまとめますと

<ゆがみ原因>

□加齢や産後で筋肉が弱っている
□運動習慣(ストレッチ含む)が全くない
□体重が増えてきた
□足を組んだりあぐらをかいてしまう
□ハイヒールなど安定しない靴を履くことが多い
□かばんや荷物など、重いものを片側だけで持つことが多い
□うつ伏せで寝てしまう事が多い
□スマホやパソコンなどを見ることが多い
□立っているときにまっすぐ立てない
□必ず片足に重心をかけてしまう
□歩いてると小さい段差に躓きやすい

<ゆがみの症状>

□改善しない肩こり
□慢性的な腰痛
□頻発する頭痛
□冷え性、むくみ
□下半身が太りやすい
□下腹がでている
□関節の痛み
□О脚、X脚
□猫背
□巻き肩
□反り腰
□足の長さ、肩の高さが違う

<自宅でのチェック方法>
1.つま先の開く角度
仰向けになり、足を伸ばし肩幅に開く。腰から下を左右に揺らします。動きを止めてつま先の角度をチェック。
正常範囲であればかかとからつま先が80-90度のv字になります。
□つま先の開きが左右非対称になっていないか
□角度が開きすぎていないか

2.膝を左右に倒した時の動き方
膝を立てた状態で仰向けになり、左右の膝をくっつけます。そのまま左右に傾けます。
□傾けにくくないか
□傾けた際に痛みはないか

3.片足立ちチェック
左右の足でそれぞれ片足立ちを目を閉じた状態で10秒行う。
どちらかうまく行えない場合歪んでいることが多いです。
また、10秒立てない場合筋力にも大きな問題があります。
□左右差があるかどうか
□何秒立っていられるか

4.足踏みチェック
直立状態で目を閉じてその場で足踏みをします。足踏みをやめた時点で最初に立っていた位置から移動した位置をチェックします。足踏みの目安は30回ほど。
前後に移動した場合、重心の位置が問題。左右に移動した場合移動側の骨盤が下がっていることが多いです。
□前後左右どちらに移動してしまっているか

5.左右の方の高さチェック
鏡の前で左右の方の高さがずれていないか見てみましょう。どちらかが上がって見える場合、合わせて骨盤もずれていることがほとんどです。
□左右の高さはどのくらいずれているか

ここまで骨盤のゆがみのタイプをお話してきましたが、当てはまるものもあったのではないでしょうか?
一つ一つは大したことではなくても、積み重ねることで骨盤への負担が大きくなり歪んでしまう原因となりえます。
そして最初は単なる腰の痛み、肩のコリで済んでいたとしても負担が増えていけば神経症状、変形性関節症やヘルニア、脊柱管狭窄症などのリスクへとつながってしまうことも起こりえます。
少しでも当てはまるものがあるのであれば、症状が大きくなってしまわない内に改善させていくことをお勧めします。

当院では姿勢改善・骨盤矯正に特に力を入れており、当グループのオリジナルの矯正方法を行っております。
「なるべく身体に負担の少ない方法で、症状が出づらい身体を作っていくこと」を目的として、症状の原因をさぐり根本的に改善するためのお手伝いをさせて頂きます。

また施術だけでなく、日常の生活指導なども行っておりますので、改善に向けて一緒に取り組んでいけたらと思います。

もし少しでも気になる事があれば、メールやお電話にていつでもご相談お待ちしております。

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