2021/07/31
足のシビレ、その正体…

 

こんにちは!

久我山みやび鍼灸整骨院です。

今回はここ数年でよく耳にするようになった「坐骨神経痛」についてお話しさせていただきます。

この名前はよく聞きますが、どのような症状が出てどのくらいの範囲まで症状が出てくるのかなど、坐骨神経痛の正体を知らない人も多いのではないでしょうか。

〜坐骨神経ってどこの神経?〜

坐骨神経とは脳と脊髄からなる中枢神経と身体の各部を結んでいる末梢神経で、運動・知覚・自律の3つの神経から構成されています。

そもそも坐骨神経とはどこを走っているのかというと

腰椎の4番目5番目の神経と仙骨の前面から出て梨状筋(お尻の筋肉)の下を通り、太腿の後ろを下行し、膝の後ろで2つの神経に分かれて足裏まで走行している人の身体の中で最も長く広範囲に広がる神経になっています。

坐骨神経はとても長い神経です。その為どの部分で障害されるかによって症状の出る範囲や症状も違ってきたりします。

多くは片側のお尻や下肢に痛みやシビレが出ますが、両側に症状が出ている場合は排尿障害になることもあるので要注意です。

〜主な症状〜

・お尻から下肢にかけての痺れ

・腰を反らすと下肢に痛みや痺れを感じることがある

・長時間の座位と立位が難しい

・歩くと下肢に痛みが出る為歩けなくなるが、休むと歩くことができる

このような状態が1つでもある場合は坐骨神経痛の可能性が疑われます。

〜原因〜

坐骨神経痛を引き起こしている原因は様々ですがその中でも腰部疾患があります。

特に多いのは

.腰部脊柱管狭窄症によるもの

加齢により脊柱管が狭くなることで神経根や馬尾を圧迫し、坐骨神経痛が引き起こされる。

.腰椎椎間板ヘルニアによるもの

椎間板が潰れて飛び出すことで腰椎の神経を圧迫し痛みが生じる。

また、軽度の場合は筋肉の衰えが原因となっていることも分かっています。

中でも最も衰えが早いのは下肢(とくにお尻周り)の筋肉です。

このお尻の筋肉は

・坐骨神経の保護

・神経に栄養を供給する血管を守る

という役割があるので、極論は軽度であれば筋肉をつけることである程度症状が緩和されます。

〜治療法〜

ではどんな治療法があるのかというと基本的には保存療法を行う場合が多いです。

①物理療法

温熱、マッサージ、低周波電気、骨盤牽引・矯正

これらは血行を良くし痛みを和らげます。

②運動療法

体操、トレーニング、ストレッチ

筋緊張を和らげ痛みを改善。負荷を増やし筋力をつけることで腰への負担を軽減。

③装具療法

④薬物療法

⑤ブロック療法

当院の治療法としては主にマッサージと身体の歪みをチェックし症状が出るリスクや腰部疾患に罹患するリスクなどを軽減させる骨盤矯正。

また、緊張してしまっている筋肉に柔軟性を与える鍼治療によって症状の緩和を促します。

坐骨神経痛の改善には前述した様に治療や筋力アップも必要ですが、腰の負担を和らげる日常生活を心掛けることで痛みや痺れの緩和に繋がります。

まずは自分の身体にどんなリスクが潜んでいるのかしっかりと知ることから始めていきましょう!

痛みや痺れはもちろんお身体の些細な悩みがございましたらぜひ久我山みやび整骨院までお問い合わせください。

スタッフ一同お待ちしております!

 

 

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